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 京都を離れることを決めて意識するようになったの言葉が「仲間」。仲間であるか否かのひとつの判断基準。それは「寂しくなるな」と言ってくれたかどうか。
 言ってほしいと甘えるわけじゃないけど、甘えてもいいかなと思えるのが仲間だと思ったりもする。
 心残りのこともあるさ。けど、いつかこうしたいと思っていたことの表れでもあったりする。まだまだやりたいこともあれば、かといって諦めきれてもいやしない。
 さて、誰だい? 俺と付き合うことになるのは。

 この街特有の排他性が、所詮はいい気になった、ちっぽけな街だと僕に思わせる。もちろん、そんなふうに言われて面白くはないだろうが、実際、この街を守っているのは女と外国人だったりする。
 外国人がある手続きで僕の事務所へやって来たとき、来春、東京へ移転することを説明するのに、僕は「Bye Bye Kyoto」と言葉を結んだ。
「バイバイ」の一言が、僕の心情を最も端的に表しており、彼にも分かり易く伝わった。
バイバイ、別に悪い言葉じゃないなと、僕はそのとき思った。


・世界は表もあれば裏もある
・それでも僕らはみんな生きている
・水に流せないものもあってね
・優しくないキミとは付き合えない
・例えば僕が今日死んだら、君は僕の何を評価してくれるだろうか