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Someone Punks


18年も経っちまった。

もはや、守るものなどありゃしない、この街で。

人生、あきらめていると言えば、あきらめている。
けど、「粘れ、粘れ」といった声がかすかに聞こえてくるんだ。その声こそが唯一の拠り所。
昔、「僕、負けないよ」と、ほざいていた。
今は、勝ちとか負けとかどうでもいい。そもそも、一体誰と戦っているんだか。
でも、もう一回、もう一回勝負するんだ。失うものもある。けど、やむを得ないことだってある。
いいよ、別に理解なんか求めやしない。
寂しくないかって。うん、それもひっくるめて受け入れなきゃいけないってことなんだよ。

5度

余裕こいたヤツが嫌いなんだ そんなヤツに限って自分の努力に自惚れてる
ギリギリのちょっと上のところで粘ってるヤツがいい おっと それって俺のことじゃないか
誰もわかっちゃくれないから自分で慰めてらぁ
おまえのためさなんて言いながら実は自分のため ずるさ百倍 罪一万倍
世界よ ひっくり返れなんて思わない ほんのわずか5度傾くだけでいい